先取り学習の効果!小学生の勉強方法とメリットとデメリット

家庭学習
困惑ママ
困惑ママ

先取り学習に興味はあるけど、どうやって進めていいかわからない!
先取りしなくても授業についていけるなら無理させたくないのよね。
弊害もあるって聞くから不安。

なまくら
なまくら

不安ですよね。
無理もさせたくないですよね。
今日は先取り学習の効果について解説します。

今日の記事は少し難しいことも書いてあります。
最後まで読むことで「先取り学習の効果や取り組み方」が理解できると思います。
しばし、おつきあいください。

先取り学習の必要性

先取り学習の一番の利点は、子供の得意と苦手の分析ができることです。
学校の授業は、集団学習ですから、個人の理解度に合わせて進度を決めることはできません。

先取り学習は、苦手単元に時間をかけて、勉強することができます。

中学受験を考えている家庭は、先取り必須かと思います。
しかし、公立中学進学予定の子供でも、習ってきたこととこれから習うことを、確実に定着させていくことが成績アップに繋がります。

そのために、予習としての先取り学習で、学力の分析をしておくことをオススメします。

先取り学習の効果・メリット編

賛否両論の先取り学習ですが、私は賛成派です。
デメリット意見も後半で紹介しますが、先にメリットを紹介します。

先取り学習で伸びること
  • 知識の「積み立て預金」をすることができる
  • 成績が伸びて、自己肯定感が高まる
  • 先取り学習をすることによって授業の習得率があがる

先取り学習で「知識の積み立て」を作ると高学年がラク

先取り学習において
たとえば、算数なら基本的な解き方、やり方、考え方が理解できていることで授業の理解度が段違いに早くなります。

国語も読解力がつくことで、多方面まで思考を伸ばすことができるようになります。

何より「知識の積み立て」を作ることで、余裕が生まれて好循環になります。
高学年に向けて時間のかかる暗記単元も増えていくので、積み立てでできた時間を使えます。

成績が伸びることで、自己肯定感が高まる

小学生の頃の成績は、個人の能力より、やっているか、やってないかで大きく変わります。

低学年のうちなら、予習するだけでも成績が上がります。
成績が上がることで、できる経験を増やして自信がつくと自己肯定力が高まります。

小学生の、成功体験や自信は大事です。
自己肯定感が、下がると苦痛を伴う不安感を感じやすくなります。

自己肯定感が高い子供は、リーダーシップを取る機会が多くなり、勉強や運動も積極的に取り組む好循環が生まれます。
そして、失敗を恐れない傾向があります。

先取り学習することで、授業が復習になる

ひらがなが読めない子供に対して
「大人になって、ひらがなが読めない人はいないから、いつか読める」
と、大きくなったら習得できる話をする人がいます。

確かに、大人になってひらがなが読めない人は少ないと思います。
しかし、学校の成績というのは期限があります。

習得できていなくても、習得期間を決められテストされ成績がつけられます。
そして評価されます。
大人になってからできても遅いのです。

先取り学習することで、授業が必然的に復習になり習得率が上がります。

習得期間内に、単元の習得率が上がることで成績もあがります。

先取り学習の具体的な勉強方法 

ここからは、具体的な先取り学習の方法について書きます。

「PDCA」をご存知ですか?
もともとは、生産管理や品質管理などの改善手法です。

「PDCA」サイクル
  • アクション1
    Plan(計画)

    目標を設定して、計画を立てる。

  • アクション2
    Do(実行)

    立てた計画を実際にやってみる。
    実行するだけではなく、様子をみながら記録をとっていきます。

  • アクション3
    Check(評価)

    計画通りに実行できていたか?
    結果は有効か無効か評価する。

  • アクション4
    Action(改善)

    検討して改善する段階です。
    チェックで評価した点を改善できるように分析します。
    より良い改善プランをP(計画)に戻り立てていきます。

この考え方を、家庭学習や先取り学習に利用すると、とても効率が上がります。
家庭学習では「Do 」だけ実行してしまっている人がいると思います。

しかし「DO」もできないことも多いので、それだけでも素晴らしいのですが!
「PDCA」サイクルを回すことで、無駄なアクションや時間など改善されて、より効率的に進めることができます。

先取り学習は親が9割

どこかで聞いたことのあるフレーズですね。
書籍「中学受験は親が9割」のフレーズです。

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小学生は先取り学習も同じく、親が9割です。
大きくなれば、先ほど説明した「PDCA」サイクルを自分で計画して実行できると思いますが、小学生には難しいです。

特に先取り学習は、何年も先の習っていない単元の下調べや、教材集めなどやることも多いです。

月単位、年単位で計画を立て、評価・改善しながら調節も必要です。
子供の理解度を観察しつつ、「PDCA」サイクルを回すことを推奨します。

先取り学習できる家庭教材「RISU算数」

小難しいことを書きましたが、簡単に算数の先取り学習ができる教材があります。
「RISU算数」は自宅にいながら、学年の枠を超えて先取り学習ができるタブレット教材です。

「RISU算数」については、こちらの記事で詳しく解説していますので、興味があるかたはご覧ください。

先に紹介した「PDCA」サイクルですが、時間が掛かるので算数は「RISU算数」にお任せしてもいいかと思います。

苦手単元の復習も、忘れてしまいがちなタイミングで自動的に復習テストしてくれます。
小学6年までの単元も、学習マップで理解できるので大変便利ですよ。

先取り学習で、躓きやすい単元の動画配信もしてくれるので、先取り学習が可能となります。

先取り学習のデメリット

先取り学習のネガティブ意見
  • 学校の授業がつまらなく感じてしまう。
  • 理解が追いつかず、勉強嫌いになる。
  • 広く浅くしか勉強できない。
  • 先取りしても、地頭の良い子に追い抜かれる。

十で神童十五で才子二十過ぎれば只の人
(とおでしんどうじゅうごでさいしはたちすぎればただのひと)

意味解説 十歳の頃に「神童」と称賛され、十五歳になって「才子」と呼ばれるような、才知ある子供でも、成長するにつれてごく平凡な人間になってしまうことはよくある。

こんな「ことわざ」もありますから、幼少期の賢さへの、批判的な意見は昔からあったのですね。

先取り学習・学校の授業がつまらなく感じてしまう。

これは正直、つまらないと思ってしまう子供もいると思います。

自分の能力が高いと勘違いしてしまう子供もいるので、その場合はフォローが必要です。

うちの娘には、学校の授業では「100点」を目指すように言っています。
理解していても、凡ミスもあったり毎回100点を取るのは難しいです。

課題を与えてあげることで、改善すると思います。

先取り学習・理解が追いつかず、勉強嫌いになる。

勉強嫌いになるのは、致命傷です。
先取り学習をしたから!ではなくしなくてもこの危険性はありますよね?

子供を注意深く観察して、アプローチを複数用意しながら、慎重に進めていく必要があります。

学ぶことが楽しい!
難しくても、突破したときの喜びを共有できれば、親子の信頼関係も深くなれると思います。

広く浅くしか勉強できない。

広く浅く勉強は、短期記憶になりやすく、忘却曲線に沿って忘れてしまう可能性も高いです。

先取りしてるからって、駆け足で勉強して広く浅くしか勉強できないと思うのはナンセンスです。

深く学ぶことは重要です。
私が思うのは、先取りしない場合
子供の理解は一定ではないため、理解が遅い単元があったとき、授業単元の間に100%理解できますか?

先取り学習することで、理解が遅い単元には時間をかけれますよね。
集団学習している学校では、個人の進度に合わせた授業は不可能だと思います。

先取りしても、地頭の良い子に追い抜かれる。

そうですね。
追い抜かれると思います。

地頭が良い子って、1教えたら10理解していきますから頭の回路が桁違いですよね。

でも、考えてみてください。
先取り学習する目的のすべては、天才に勝つことですか?
違うと思います。
親の思いは、子供に伸びて欲しい!(純粋な気持ち)
人と比べて優位に立つことではないと思います。

先取り学習の効果 まとめ

私は先取り学習について、賛成派なのでメリット寄りの記事になっていますが、何かお役に立てましたか?

メリットは多いと思いますが、低学年のうちは生れ月によっても理解に個人差があるし、その子の成長や理解度に合わせて「PDCA」サイクルを回し様子見していくことが大事だと思います。

その家庭によって、どのくらい子供についていられるかなども違います。
できることから、できる範囲ではじめてみてください。

なまくら
なまくら

最後まで見てくれてありがとう。
また読んでくれたら嬉しいです!



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