日本ではひらがなと「50音」を覚えて、音と文字を結び付けて文字を読みます。
同じように、英語圏の子どもたちも「フォニックス」で英語の音とスペルを結びつけて文字を読んでいるのです。
フォニックスを覚えると、読解力が上がるのはもちろんのこと、「聞く・話す・書く・読む」4つの力がアップします。
本記事では、子供が効率的かつ楽しく、フォニックスが覚えられ、安価で購入できる教材を紹介!
4歳で英検5級、9歳で準2級に合格した長女は、この教材であっという間に読めるようになりました。
フォニックスとは?
フォニックスとは「発音の仕方」のルールです。
英語はアルファベットの名前と、音が一致していないため、アルファベットのそれぞれの持つ音を覚えることで、初見で単語を読めるようになります。
「L」と「R」の発音が似ているのが有名ですが、フォニックスの母音も発音もガチで難しい!
母音とは、「A・E・I・O・U」
発音できますか?
日本語の発音の「あ」には1つの音しかないため、英語耳の育っていない私には、「A・E・O・U」は全部ア~と聞こえます。
子供には聞き分けられるのですよ。
きちんとした発音で聞くと、「cup」と「cap」の「u」と「a」の発音は凄く似てるのです。
フォニックスをマスターすると、そんな違いも理解できます。
フォニックスの変則ルール
フォニックスは、1文字ルールとは別に複数のルールもあります。
文字で読むと、わかりにくいですね。
子供はフォニックスを学んでいく過程で、自然と覚えていきます。
子音と子音 | 母音と母音 | サイレントe |
2文字子音 | 2文字母音 | eを発音しない |
連続子音 | 1つ目を名前読み 2つ目を読まない |
ファニックスは、いつからはじめられる?
アルファベットの大文字と小文字が、読めるようになったら学習できます。
4歳くらいから始めると、理解も早く覚えやすいです。
長女は2歳前から開始しました。
低年齢だったので、アウトプット(発語)は期待しないでゆっくり進めました。
低年齢で始めるときは、カードで遊んだり、DVDを見せたり遊びが学習の中心になります。
おすすめの安価フォニックス教材(レベル別)
導入編・フォニックス!鉄板のDVD
いろんな人にオススメしてきて、子どもの食いつきも効果も抜群!鉄板だと思っているのが
リープフロッグ社の「Letter Factory」です。
フォニックスの基礎である、1文字のフォニックスが歌と共に覚えられます。
小さな子供に数回DVDを見せるだけで、フォニックスの歌を口ずさむようになります。
その効果に驚くママ続出!
フォニックスを始めるのは、アルファベット覚えてからがベストですが、このDVD視聴だけでアルファベット覚えてしまった子も!効果抜群!
うちの、次女がこれでアルファベットを覚えました。
ストーリーもしっかりあり、英語ができない子どもでも楽しめるお楽しみ要素もたくさん入っているので、繰り返し見ても飽きにくいです。
リープフロッグの公式サイトの動画!
楽しいのが一番!教材は子どもが飽きてしまったり、イヤになると
取り組みが難しくなります。
かわいいアルファベットのキャラクター達がそれぞれの「音」を軽快な歌と共に教えてくれます。
娘達はこのDVDで、1文字のフォニックスは完璧になりました。
発展編「Letter Factory」の次にみせたいDVD!
1文字のフォニックスをそこそこ覚えてきたら、次は「Talking Words Factory」というDVDがお勧めです。
聞き取りにくい厄介な「vowels」(母音)が強化される内容です。
1文字で覚えた「音」が、母音とくっついて単語になる仕組みがアニメで紹介されています。
「B」の音と「A」母音の音「T」の音で「BAT」単語に変身!
「Letter Factory」で出てきた馴染みのアルファベットキャラクターが出てくるので、覚えやすいです。
リープフロッグの公式サイトの動画!
主人公のカエル、はじめは海外アニメ特有のクセを感じていましたが
、子供は気にしていない様子。
上級編・サイレントeが学べる!「Word Caper」
最後のDVDは、少し難しいテーマのDVD!
「Letter Factory」と「Talking Words Factory」を少しでも覚えてからのほうが、理解がスムーズに進むと思います。
「Word Caper」では「サイレントe」と呼ばれるフォニックスのルールや、「CH」「TH」などのように、2つのアルファベットが合わさった音の2文字フォニックスの発音が覚えられます。
「サイレントe」は特殊な発音をする、ファニックスのルールです。
理屈で覚えにくいルールは、DVDを見て感覚で覚えたほうが混乱しません。
特に子供に、上記のルールを言葉で教えても混乱するだけで、理解できません。
子供は、理屈抜きで言語取得ができるので、とんとん拍子でレベルアップ!
「Letter Factory」と「Talking Words Factory」「Word Caper」
この3本のDVDで、フォニックスのルールの基本を、簡単に感覚で理解できるようになります。
こちらは、公式サイトの動画ではありませんが、参考までに。
私が子どもの頃にこんなDVDがあれば
英語苦手にならなかったかも・・・
紹介した3つのDVDを見せるだけで、フォニックスのルールを感覚的に理解することができます。
ただ、DVDはあくまでもインプット学習なので、インプットした後にはアウトプットで覚えたことを定着していくとより理解が深まります。
輸入版のDVDの注意点
海外版のDVDを購入するとリージョンが違うので、日本のDVDプレイヤーで再生することができません。
パソコンでは再生できます。
テレビで再生するときは、リージョンフリーのDVDプレイヤーを用意してください。
高いものから安いものまでありますが、安いもので十分です。
上記にプレーヤーは、国産メーカーで保証があるので安心。
インプットの後は、テキストでアウトプット
DVDでフォニックスのルールを覚えた後に、テキストを使って定着していくと発音だけではなく、ライティングも伸びていきます。
長女(小3)は、母音に苦しめられています。
耳は悪くないはずなのですが、母音絡みのスペルミスをします。
テキストは、今でも定期的にフォニックスの復習に使用中!
2つ共に、オックスフォード社(Oxford)から出版。
「Let’s Go Phonics」はCDが付属しているので、かけ流しにも使えます。
記述問題が多めなので、運筆がしっかりしてきた子供向けです。
「Phonics world」はマルチROMsが付属しているので、パソコンで動画を使ったり、歌やゲームで楽しみながら学習できます。
こちらは、低年齢からアウトプット可能です!
(マウス操作など、サポートは必要)
【子供英語】フォニックスが簡単に覚えられる教材!まとめ
我が家の長女は現在小3です。
小学3年生から、外国語学習が始まるのですが、小さいときにフォニックスを学習しておいて良かったと心から思います。
理由は、小学生に就学すると何かと忙しくなってくるので、英語にそれほどの時間を使えなくなります。
しかし、就学後でも今回紹介したDVDは、理解しやすいのであっという間に覚えられると思います。
学校の外国語学習では、フォニックスはほとんど学習しません。
フォニックス未収得のまま、中学生に進級すると、単語を書いて、書いて覚える地獄のループへ突入なんてケースもあります。
リープフロッグ社のDVDは安価で購入できて、効果抜群です。
ぜひ、お試しあれ~
最後まで見てくれてありがとう。
何かのお役に立てたなら、嬉しいです!
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